大転子が出っ張りや外に出る原因は?遺伝・生活習慣?亜脱臼?

福岡市南区大転子矯正専門店ふくだ整体院院長の福田です。

当店は大転子の出っ張りで悩んでいるかたがご来店されますが、そもそもなんで大転子は出っ張るのでしょうか?

 

大転子とは太ももの付け根の部分になりますので、大転子がズレることで太ももの付け根の外側が太く見えたり、おしりが四角く見えたりするのも大転子が原因です。

なんで大転子が出っ張るかの原因を説明します。

大転子の出っ張りの原因1「筋肉」

大転子矯正は下半身の太さが気になる方が「スタイル改善」を 目的に来院される方が多いですが、

元々当店は「股関節の痛み」「ヒザの痛み」のある方が痛みの改善目的と再発防止の目的で矯正していました。

年をとったおばあちゃんがこういう姿勢をしていますよね。

おばあちゃん,姿勢,

見ての通り、ねこ背で骨盤が開き、股関節(大腿骨=大転子)が亜脱臼してO脚。
この姿勢でいると、ヒザ関節や股関節や足首に負担が掛かるので、痛みにつながります。

このおばあちゃんは若いころから、
こういう姿勢だったでしょうか?

たぶん違うと思います。
加齢とともに少しずつ曲がっていったと思います。

では、なんでこのような姿勢になったのかというと

・筋力の低下
・日常の体の使い方の結果

が原因です。

ですから今までは加齢とともに大転子(=大腿骨)が正しい位置で維持するための
筋力が低下するから出っ張ると思っていました。

女性のウエストのくびれは
筋肉があるからくびれた状態を維持できるのです。

その維持する筋肉が弱くなり筋力が低下するから
維持することができなくなり、広がって太く見えるのです。

人は20代をピークに成長しなくなります。
成長期はとくに何もしなくても普通に生活していれば
多少の成長、現状維持をしてくれます。

しかし20歳を超えると老化が始まります。
老化とは何もしなかったら体力、筋力、回復力、免疫力等々、
あらゆる力が衰えていきます。

とくに筋力は年に1%ずつ筋力は低下すると言われています。

ですから20歳を超えたら何もしないでいると
現状維持どころか低下していきます。

40歳になると20歳の頃に比べて20%、
約5分の1も筋力が低下しているので、
しっかりと維持できなくなって大転子が出てくる
と思っていました。

しかし、大転子矯正には10代の方も来院されています。

まだ成長途中の方が筋肉が衰えたのが原因とは思えません・・・

大転子の出っ張りの原因2「生活習慣」

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色々なお客様のお話を聞いていて大転子が出っ張る一番の原因は生活習慣です。

赤ちゃんは親の歩き方を見て歩き方を覚えます。

親が大転子が出る歩き方をしていたら子供も同じように大転子が出る歩き方をしてしまうのです。

親と同じ体型というのは、遺伝というよりも親と同じ使い方をした結果同じような体型になるということです。

 

また中学・高校の部活動も大きな影響を与えます。

10代はよくも悪くも使っている環境に体は対応・変化していきます。

 

例えばバレーボールやバスケのように足を広げている状態が長い競技は、

その使い方の結果大転子が出やすくなります。

 

このように日常生活の使い方=生活習慣の結果大転子が出っ張ってしまいます。

大転子の出っ張りの原因3「遺伝」

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大転子が出っ張る原因で生活習慣が大きな原因なのは間違いないですが、遺伝も関係します。

先日、放射線技師の方が大転子矯正で来院されました。
病院でレントゲンやMRI、CTの撮影をしている人です。

その方は最初のカウンセリングの時に
「腰も痛いのですが、骨を見たら異常はなかったです」
と言われました。

自分で自分の骨を見て診断できるなんて
普通ではできないですからね・・・

病院で老若男女、いろんな方の画像を見たことがある人に聞いてみようと思い、
「大転子が出る原因は何でしょうか?」

とお聞きしたら

「筋肉のバランスが崩れてるからだと思います。」

という返答。

さらに、まだそんなにバランスを崩していないだろう子供の時から
大転子が出ている人の原因は何でしょうか?」

とその方にお聞きしたら

「生まれつき関節の入りが浅い」

という返事でした。

「なぜ大転子が出ているのか?」

の原因に「生まれつき」があります。

整体師の観点で、大転子が出っ張るのは筋肉を長年使った結果(外体重、筋力の低下、偏った使い方)
と思っていました。

しかし、この観点だと10代の子の原因は何なんだろう?
と思っていましたが、答えが出ました。

わりとどうしようもないのですが、
「生まれつき」
という理由でした。

当院は医療関係者がよく来院されます。

理由を分析するとまず大転子という言葉を知っている。

当院に来院された医療関係者とは
「医師」「看護師」「検査技師」「理学療法士」
です。

そういう方々は、キチンと人体の構造を学ぶので言葉を知っています。

あとはエステティシャンの方。
エステティシャンの方々も、下半身痩身とかご自分のお店にメニューがあったり
勉強されていますから詳しいです。

専門の方は「たくさんの人の体」を見てきていますので、その情報は正確です。

やはり整体師個人だと本で学ぶことはできても実際の人の体の情報は限界がありますが、
こういう医療関係者の方からお話を聞けるのは大変勉強になりますし、ありがたいです。

わたし小学3年の時からO脚でした!

20代前半の方が大転子矯正で来院されました。

「いつ頃から気になっていましたか?」

といつもの質問をすると

「高校の頃から人よりも太いなと思っていましたが、先日、『いつから出ていたんだろう?』と思って
昔の写真を見ていたら小3の時からO脚だったんです。」

と言われました。

この記事を読んでくれているあなたも、昔の写真を見てみたら意外な発見があるかも知れませんよ!

大腿骨の亜脱臼とは

大転子のデッパリがあるというのは、ちょっと医学的に言うと
腿骨が股関節から亜脱臼している状態です。

もう少しわかりやすくいうと
大腿骨が股関節から外れている状態です。

人の体は現状を維持するようにできています。

例えば、ねこ背の人は元々はねこ背ではないのですが、
長年ねこ背でいると姿勢がねこ背の状態で筋肉や骨が固まってしまいます。
そして、

そうなると自分で元のまっすぐの状態にするのは難しくなっていきます!

大転子も同じで、亜脱臼している期間が長いほど大転子が出ている状態で筋肉や関節が固まっているので、
ほぐして元に戻すのにお時間がかかります。

ですから、年齢が高いほど固まっている期間が長いので、
大転子を矯正するための時間がどうしても長くなってしまいます。

どのくらいで改善できそうかある程度目安をお伝えするために「どのくらいの期間悩んでいますか?」とお聞きしています。

まとめ

大転子が出っ張っている原因・・・
それは生活習慣の結果、筋力が低下したり偏った使い方をして筋肉のバランスが悪くなったから。

もしくは「生まれつき」

大転子を矯正するなら、できるだけ早いほうがいいです。
なぜなら、まだ10代なら体は成長の途中なので変化がとても速いからです。

そして、年齢を重ねるほど
大転子が出っ張った状態で筋肉や股関節が固まりますから、
矯正するのに時間がかかってしまいます。

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