【大転子矯正】体重を落とすとは脂肪を落とすこと!

体重を落と上で基本の考えをお伝えします。

体重を減らすとは脂肪を減らす

これはとても大事なことです。

体は60%が水分です。
なので水分が体から出れば体重は減ります。

サッカー選手が1試合で4kg減る、と聞いたことがあるかも知れませんが、それは汗で水分が出ているのであって脂肪が減っているわけではありません。

よくファスティングや糖質抜きを始めた最初に体重が減るのは
糖質には水分が多く含まれているからです。

それは脂肪が減ったわけではないです。
体は水分を一定に保つようにできているので、
しばらくすれば体重は戻ります。

■では脂肪を減らすにはどうしたらいいか?

脂肪1kg減らすには7200kcal必要

だいたい1時間歩いて約200kcal消費します。
歩いて脂肪を1kg燃焼するには「36日毎日1時間」歩く必要があります。

ほとんどの人は2週間毎日1時間歩けば2kgくらい減ると思っています。
これから温かくなって汗を出せば水分が減りますから体重は減るかも知れません。
ただ、脂肪が減ったわけではありません。

また、極端な食事制限はタンパク質不足になると筋肉が減ります。
筋肉が減ると体重は落ちてもダルっとした体型になります。

 

例えばファスティングで2kg減った!
として、それは脂肪が減ったわけではありません。

痩せるとはどういうことか?
を知らないと結果の出ないダイエットで一喜一憂することになります。

 

■思い通りに体重が減っていない人

「カロリー」という考え方を取り入れることをおすすめします。

目分量で美味しく料理ができればいいです。
目分量で美味しく作れない人はレシピを見て分量通りにしたら美味しく作れます。

あなたの体は食べものでできています。
あなたの目分量が正しければ痩せようと思ったら痩せられるはずです。

思うように痩せないということはレシピ通りにしたほうがいいです。
つまりカロリーという数値でコントロールできます。

1日お水は体重×35mlとかタンパク質は自分の体重g摂取しましょう!とかPFCバランス
等はこういう量だと体を良い状態に作れますようというレシピのようなものです。

料理でもレシピを見て何回も作っていたら目分量で作れるようになりますよね。
体も最初はカロリーを意識しますが、慣れてくると毎回測らなくてもわかるようになります。

■太るとは?

痩せるのは脂肪を減らすこと。
そして、脂肪を1kg減らすには7200kcalとお伝えしました。

逆に太るのも同じことです。

太るとは体重が増えることではなく脂肪が増えること

例えば沢山食べた翌日。
体重が重いかも知れませんが、脂肪が増えたのではなく食べ物の重さを含みます。

大・小の便が出るか出ないかで変わります。
300gのお肉を食べれば300g増えますし、2リットル飲めば2kg増えます。

脂肪が1kg増えるのに7200kcalが必要ということは

例えば

・マクドナルドのLセット1200kcal(ハンバーガー・ポテトL/コカ・コーラL)を6つ。
・とんかつ定食を7食1000kcal(とんかつ定食はLセットよりカロリーは低い!)
・カルボナーラ800kcal10食分
(↑正確な数値はわからないので「だいたいの目安」)

で、1日にこれだけを摂取するのは現実的ではないですよね。

なので1日で体重が増えるのは、
食べ物の量であって、脂肪が1kg増えたわけではありません。

それから2~3日掛けて体脂肪になり、
2週間で定着すると言われています。

では7200kcalを30日(1ヶ月)で割ったら240kcal。
1日総消費カロリーよりも240kcal多く摂取すれば1ヶ月で1kg脂肪が増えます。

例えばミスドのオールドファッションだと約300kcal
なので割と簡単ですよね。

 

人の体は1日では痩せないし太らない

人の体は美容も健康も積み重ねです。
良いことを続ければ良くなり、悪いことを続ければ悪くなります。

 

私は短期で急激に痩せるのはギャンブルでお金を稼ぐようなものだと思っています。

たまに勝つ人もいますが負ける人のほうが多いです。

カロリーって面倒ですよね?

カロリーの話を聞いて面倒に感じたと思います。(すでに離脱した人もいると思います…)
しかし、難しいことではありません。

ものすごい計算式を使わないといけないとかなく、
カロリーを調べて足し算、引き算ができればいいだけです。

なんでダイエットでカロリーの話をするか?
 

結果が出るからです。
結果が出る理由を2つ話します。

1,結果が出ない人は自分の感覚で食事を調節します。

料理を目分量で美味しく作れる人はいいのですが、
目分量で作れない人がいます。

どうしたらいいか?
レシピを見て分量通りに作ったら美味しく作れます。

体は食べものでできています。
自分の感覚が正しければ太っていないし健康なはずです。

そうでないなら数値で分量通り食事をすることで
良い体を作ることができます。

カロリーを意識せず良い状態を保っている人は
カロリーの感覚(消費カロリーと摂取カロリーのバランス)が合っているのです。

料理で分量通り測って作っていても
何回か作れば毎回測らなくても目分量で作れるようになります。

食事も同じです。
最初はカロリーを測らないといけませんが、
段々見たらどのくらいのカロリーかわかるようになります。

 

2,ダイエットのゴールが見えるから

ゴールがあるから走り続けられます。
ゴールがなければ走り続けられませんよね。

例えば6kg減量したい。
それをどのくらいの期間で達成したいか?

例えば半年で痩せたいなら月に1kg、
1日240kcal減らせばいいというのがわかります。

1日に240kcalの根拠を食事か運動、もしくは食事と運動で作れれば達成します。

3ヶ月で達成したいなら1日480kcal。
このように目標の期日から計算することもできますし、

1日にどのくらいのカロリーを捻出できるかで
いつまでに達成できるかがわかります。

〇〇することでいつまでに結果が出る

ということがわかれば頑張って続けることができます。

 

ダイエットは難しくありません。

ただ、面倒です。

ただ面倒を先送りすると
もっと面倒なことが将来起こります。

ダイエットどころではなく健康上の問題
腰や膝が痛いだけでなく、病気の可能性も出てきます。

「標準体型」でない人、さらに40代以降の人は
最優先で取り組むことをおすすめします。

まとめ

体重について基本的なことをお話しました。
体重は目安にはなりますが毎日測って一喜一憂する必要はないです。

定期的に測ることで自分がしているダイエットが正しいかどうかを判断することができます。

あなたのダイエットを応援しています!




ふくだ整体院
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